マーケティングにおけるWordPressテーマの有効性

私たちは元々WEBサイトをスクラッチ開発(ゼロからデザインやシステムを開発)で作り上げてきました。オリジナリティを出すためにはスクラッチ開発が必須だったのです。
しかし、この手法では制作に大きなコストが必要です。
また、ほとんどのサイトがスマホで見られることが多くなって、デザインのオリジナリティよりページエクスペリエンス(WEBページのユーザー体験)の方が重要になってきました。
SEO的にもページエクスペリエンスが重要な指標になっています。

そのような状況の変化にともなって、私たちは2015年頃からWordPressに取り組んできました。
最近ではWordPressというCMSツールに多くのことを助けられるようになっています。

優れた拡張性

WordPressにはプラグインによって機能を追加することができます。
このサイトで使用しているWordPressにも必要になったときに、必要なプラグインを追加することが出来ます。

例えば、以下のようなマーケティング施策を実行する際にも有効です。

1. リード獲得のためにホワイトペーパーを作成しダウンロードさせる

WordPressでは以下のプラグインを導入することで実現できます。

Download Monitor

「Download Monitor」はダウンロードするファイルにセキュリティーをかけると同時に、ダウンロード件数等を管理することができます。

2. メールマガジンを運用したい

メールマガジンの運用はWordPressでも可能です。

MailPoet

「MailPoet」は無料でメールマガジンが運用できます。ただし、メールに「MailPoet」のロゴが入ってしまいますので、有料版にすれば削除できます。

3. SNSと連携したい

通常、SNSはそれぞれアカウントを作って、それぞれの運用することになります。
しかし、WordPressのプラグインを使用すれば、ブログを書くことでTwitterやFacebookに記事へのリンクが飛ばせるようになります。
また、Instagramの投稿をサイトに表示するようなプラグインもあります。

Jetpack
Smash Balloon Instagram Feed

SNSはそれぞれアカウントを設置します。
しかし、そのアカウントを閉鎖されてしまったら、それまで苦労して書き綴った内容が無駄になってしまうかもしれません。

WordPressのブログから発信すれば、そのリスクはありません。
ブログの内容は企業の資産になってくれるでしょう。

以上の様に様々な機能を拡張することが可能です。

WordPressとSEO

WordPressはSEOに強いCMSと言われています。

しかし、WordPressのサイトはGoogle検索で上位になるということではありません。
プラグインによって、SNSやGoogle Search Consoleとの連携がしやすいことが理由です。

マーケティングにおいてはこれらの機能がとても重要です。

あわせて、Google Search Consoleを操作できるようになることが必要だと思います。

以上、マーケティングシーンにおいてWordPressの有効性を列挙しました。

最後にもう少しWordPressの良さについて触れておきます。

ブロックエディタの導入

WordPressにはブロックエディタというエディタが搭載されています。

これを使えればある程度、HTMLの知識がなくても、ホームページを修正可能です。
修正したり、ページを増やしたりすることは簡単にできます。

これによってレイアウトの幅が大きくなりました。

ホームページを運用する際の助けになってくれるはずです。

とはいえ、cssの知識がないと難しい面もあります。
そのあたりは、弊社にお任せいただければと思います。