マーケティングとホームページの位置づけ

ホームページを制作する打ち合わせで、必ず出てくるのがGoogle検索で上位に表示したいという要望です。この要望こそWEBマーケティングを成功させたいという気持ちと同義です。
マーケティングを意識したことがない方でも潜在的に、この気持ちを持っています。
私たちがホームページを制作する場合、たとえ言葉として要望が出なくても、WEBマーケティングを成功させるツールを作るということを念頭に置かなくてはなりません。

では、マーケティングを成功させるためには、どのようなホームページを作らなければならないのでしょうか?

マーケティングは簡単ではない

まず、マーケティングを集客ととらえて、どんな施策があるか簡単にピックアップしてみましょう。

  • 市場調査
  • 競合調査
  • テレビCM
  • ダイレクトメール
  • デジタル広告
  • WEB広告
  • SNS
  • オウンドメディア

等々

たくさんありすぎてピックアップするもの難しいほどです。
無駄な施策を減らしたいので(無駄な施策は無駄なお金を使うことと同義です)、何を実施していくのかという戦略がとても重要な意味を持ちます。
また、施策が必ず成功するとは限らないので、評価を含めてPDCAサイクルを回していく必要もあります。

WEBマーケティングの概略

そのような大きなマーケティングの中の一部の機能を担っているのがホームページといえます。

しかし、ホームページ周りだけでも何をやっていくかを決めるのは、とても難しいでしょう。
それは、WEBに関連したマーケティングの一部にしかすぎないからです。

ためしに前段同様WEBに関連したマーケティングのピックアップを試みます。

  • WEB広告
  • SNS運用・SNS広告
  • メールマガジン
  • WEBサイト運用
  • ホワイトペーパーダウンロード
  • マーケティングツールの導入
  • SEO・ホームページの最適化

等々

ホームページ周りだと、だいたいこれくらいでしょうか?

数は少なくなりましたが、ひとつ一つがかなり大変な作業です。
DXの推進という大きな施策ともからんできます。

一部といえどホームページは重要

ここまで考えて、やっとホームページを作ることに取りかかります。

さて、どんなホームページにするべきでしょうか?
ここでも、制作可能なホームページのタイプをピックアップしてみましょう。

  • コーポレートサイト
  • 採用サイト
  • ECサイト
  • 会員サイト
  • オウンドメディア
  • ブログ
  • ランディングページ

大きなWEBマーケティングの施策が決定すると、ホームページの方向性もかなり絞り込まれていきます。

WEB広告と連携するために制作するランディングページやECサイトなどは必要条件が「(大きな意味で)ものを売る」ということに限定されます。
しかし、コーポレートサイトや採用サイトは目的は決まっていてもSNSとの連携を可能にするか、とか、どうやってリードを獲得するかなどの条件によっては作り方が変わってきます。

やっぱりホームページだけとっても、かなり大変ですね。

名刺だけではないホームページへ

インターネットの黎明期はホームページで何が出来るのか分からず、企業の名刺代わりのホームページがほとんどでした。
今でも、時々そんなホームページを見かけます。

しかし、今ではそのようなホームページは作るべきではありません。
明確に機能する、マーケティングをサポートするホームページを作りましょう。

私たちが手掛けた仕事の中にはホームページを持つだけで大きく変わったというご感想をいただくお客様もいらっしゃいます。

それは、将来何が必要となるかを明確に意識して制作にあたっているかということに他なりません。

思いはあっても、金額が高く手を出せなかったり、何からはじめていいか分からないというお客様もいらっしゃいます。
そんな方のために、このWordPressテーマを制作いたしました。